味も見た目も一味違う！？ 日本全国の『変わったカレーライス』

こんにちは、ライターの松本です。

今回ご紹介させて頂くのは全国各地の『一風変わったカレー』という事で、味が美味しいだけじゃない、珍しいカレーライスが食べられるお店をご紹介させて頂きたいと思います。

全国のカレーファンは必見！ 気になるお店があったら是非チェックして頂ければと思います。🍛

鳥の巣の様な見た目の可愛らしいカレー「SONGBIRD CURRY 」

(出典：食べログより)

「SONGBIRD COFFEE」は京都市中京区の地下鉄二条城前駅から徒歩10分ほどの場所にあるお店です。
看板メニューは見た目のインパクト抜群の「SONGBIRD CURRY（Chicken）」。丸く盛られたライスの上にフライドオニオンが乗っていて、その上には半熟のゆで卵がポンと1個乗せられています。ほどよくスパイシーで、カレーには柔らかい鶏肉が入っています。その見た目がまるで鳥の巣のようで、食べる前から楽しめ、味も美味しい魅力的なカレーです。

ごちゃっと混ぜて美味しさ倍増！「名物カレー」

(出典：メシ通より)

大阪のミナミに本店がある自由軒の「名物カレー」。なんとこちら、ルーとご飯が初めから混ざった状態で運ばれきます。そしてカレーの真ん中生卵がトッピングされていて、何だか見た目もカレーなのかと思うほどです。卵をつぶしてカレーライスと混ぜて食べると辛みがまろやかになり、とても癖になる味です。見た目はシンプルながら、カレーにはダシが入っており深みのある味でこだわりを感じる一皿となっています。大阪では有名なお店ですが、県外からの方は大阪に来た際の話題作りにもなりますし、是非食べて頂きたいカレーです。

まるでスノードームの様な美しさ！「キーマカレー・とろ～りチーズトッピング」

(出典：みのりんご公式HPより)

東京都渋谷区にある「みのりんご」は、原宿駅から徒歩２分の立地にある、キーマカレーが名物のお店です。このお店に行ったら是非頼んで頂きたいのが、お店一押しのキーマカレーに濃厚とろ～りチーズをトッピングしたチーズキーマカレー。キーマカレーの上に温泉卵がのっているだけでも美味しいのに、更にその上にフライパンで溶かしたチーズが大量にとろ～りと乗っています。混ぜて食べると、こだわりのキーマカレーの辛さとまろやかさが合わさり、今まで食べた事のない様な極上のキーマカレーの味を楽しむ事ができます。

中華屋なのに一番人気のカレー！？「中華カレー」

(出典：とーるブログより)

神戸にお住まいの方でカレーが好きな人は皆知っているという程に有名ですが、全国区では知る人ぞ知るというカレーがこちら、広東料理店香美園で食べられる「中華カレー」です。こちらのお店は中華料理店にも関わらず、お店に来る８割の人はこの中華カレーを目当てにやってくるそうです。(笑)

実は神戸では「中華カレー」が昔から人気で、欧州カレーともインドカレーとも違う、カレーうどんにかかっているカレーの様な、出汁でなく中華スープで割った感じの味が病みつきになる美味しさで地元の方からとても愛されています。東京などでは中々食べられない中華カレー、神戸へ足を運んだ際には是非食べ頂きたいカレーです。

小笠原諸島で食べられる幻の「亀カレー」

(出典：musyokutabi.netより)

最後にご紹介させて頂くのは、小笠原村父島にあるBAR「南国酒場こも」で食べる事ができる、小笠原諸島の伝統漁師食であるウミガメの肉を使った「亀カレー」です。小笠原ではアオウミガメとの関わりは古くからあり、日本における食用としてのウミガメの利用のパイオニアなんだそうです。

今はウミガメの保全を考慮し漁獲量に制限があるので、ウミガメは非常に希少な食べ物でもあります。滅多に食べることが出来ないウミガメの肉ですが、カレーのスパイスが臭みを消してくれるので、意外と食べやすく珍味として地元の人から親しまれています。滅多にお目にかかる事のできない「亀」のカレー、人生で一度は食べてみたいですね。

以上、今回は味も見た目も一味違う、全国各地の『変わったカレー』をご紹介させて頂きました。

日本全国には美味しいカレーが食べられるお店がたくさんありますが、中には今回ご紹介させて頂いた様な、一風変わった絶品カレーを提供しているお店も多くあります。インド発祥と言われる「カレー」ですが、それはもはや我々日本人にとってのソウルフードにもなっており、カレーはこの日本において独自の進化を遂げてきたのです！

食べて美味しい、見て美味しい、珍しくて美味しい、全国の様々なユニークなカレーを本シリーズではこれからもご紹介させて頂きますので、次回もどうぞお楽しみに！🍛