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- 2020.06.30
- 芸術・アート
奥が深くて面白い、現代アートの世界
投稿者:広田
泊まれるアートホテル『BnA_WALL日本橋』で感性を磨く

投稿者:広田
(出典:BnA_WALL)
BnA株式会社と三井不動産が協業し、来月2月にオープンする『BnA_WALL日本橋』(ビーエヌエーウォールニホンバシ) が、既に国内外のメディアから多くの注目を集めています。それは「今、ここで生まれるアート」をコンセプトとしたこれまでになかったアートシーンへの斬新な試みが、まるで自分がアーテイストになったかのようなワクワク感を提供するからなのかもしれません。
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アーティストたちの発信の場がここに

(出典:BnA_WALL)
日本はそもそもスリートアートが育ちにくい環境と言われています。しかし、BnA_WALLでは施設の象徴となる大壁(WALL)が、壁画としてアーティストたちによって日々塗り替えられ、アーティストたちの技術を感性を磨き、そして発信をする場ともなっています。(大型壁画は、なんと2フロアを貫通!)
そして建物全体がアート・ホテルになっているのです。
圧倒される壁アートに始まり、YOSHIROTTENやSIDE CORE、BIEN、magmaなど気鋭のクリエイター23組と共同制作のもと、宿泊型アート作品は全26部屋を独自の感性で変化させています。ある部屋は雪原、もうひとつは宇宙空間、あるいは人生をゲームに例えた部屋などなど、それぞれの部屋が全く違う存在感でゲストを招き入れています。
BnAホテルに共通したアートの存在スタイル
高円寺や秋葉原、京都でアートホテルを運営しているBnAですが、そのコンセプトはすべて同じというわけではありません。ですが、今回の4拠点目を含めて共通するもの・・・それは、BnAパトロンプラットフォーム。それは、徴収した予約料の一部が、アートルームを作成したアーティストに還元されるというシステムです。
つまり、パトロンプラットフォームを通じて、BnAは共に仕事をするアーティストに継続的な収入と才能を表現する場を提供しているのです。そして、訪れたゲストたちは、そのホテル内でユニークなアート体験を通じ、特別なプライベート時間を楽しむことができるのです。
国境を越えたカルチャーシーンの発信地

『BnA_WALL日本橋』は、今後もアーティストたちの発信の場となり、その活躍の場広げる大きな機会を提供する場所となっていく事でしょう。地下にあるアートファクトリーや、1階ロビーに併設のバー・スペース(人気のウォームアップバー「渋谷花魁 shibuya OIRAN」が担当)は、カルチャー発信のハブとなり、アーティストに昼夜制作の場を提供する事となっていくのだと思います。これまでなかったアートへの熱がビンビン伝わる場所になっていくことでしょう。
このハブは、コンセプト「近代日本的飲食音空間」を軸に、ワンハンドフードを提供することで、おもてなしが展開されるのも興味深い部分です。小籠包や水餃子といった飲茶、話題のクラフトビールはじめ、ラインナップが充実していて、交流の場としてきっと重宝されるかと思います。この場所が壁画を含めたアートシーンの活性化で国境を越えたカルチャーシーンの発信地となったら、最高ですね!
こちらのバー・スペースでは、不定期でイベントなども開催。情報は、BnA_WALLの公式SNSで更新しています。
アートホテルBnA_WALL日本橋は、2021年2月にオープン予定。既にウェブサイトにて宿泊予約を開始しているBnA_WALL、アーティストたちの鍛錬と発信の場、そしてアートに興味がある人は一度ぜひ泊まってみてはいかがでしょうか。
公式HP https://bnawall.com/
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