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- 2020.04.16
- 映画・テレビ
「テレビ離れ」から戻ってきて、思ったこと。📺
投稿者:Jiro Matsushita
「カッコイイの暴力」みゃあの洋画部屋
投稿者:みゃあ
ライターのみゃあです。
この「みゃあの洋画部屋」では、その名の通り「洋画の魅力」を語らせていただきたいと思います。特に「洋画はあんまり観たことがない」という方にこそ読んで欲しいです。
よろしくです♡
いきなりの告白なのですが、実はわたし、エンタメ業界で働いているのに、つい最近まで洋画をほとんど観たことがなかったんですよ…( ;∀;)
これまで摂取してきたのは、漫画・アニメ・小説が中心でして…エンタメ業界で働くのにスターウォーズさえ観たことがない洋画処女だったんです。
で、案の定といいますか、本業の各方面から「洋画を観ろ」と言われまくりました。
最初は「面倒だな…」と思いました。無理矢理Blu-rayディスクを貸された時は「ホント洋画なんてこの世からなくなればいいのに…」と愚痴りながらPS4を起動しました…。
その結果――。
こうやってコラム書かせていただくほどには、洋画の沼に浸かっちゃいました。
という訳で、この「みゃあの洋画部屋」ではエンタメ業界の先鋭たちがオススメする洋画によって、洋画処女のわたしの心のキャンバスが真っ黒に染まっていく過程を楽しんでいただきます。
初心者だったわたしは分かるのですが、洋画って初めてだと何から観ればいいのか分からなかったりします。なので、洋画初心者の方は洋画入門として読んでいただけると幸いです。
洋画玄人の方々は「ふーん。初心者はそういう感じかたするんだね」と高みの見物でもしててください。(そしてこっそりオススメ洋画を教えてください)
では早速。同業者におねだりしてオススメされた洋画第一弾がコチラ。
マッドマックス 怒りのデス・ロード
濃い。濃ゆすぎる!
みゃあの真っ白い心のキャンバス、一撃で真っ黒です。
わたしはエンタメ作品観るとき「脚本至上主義者」なとこがあって、映像作品は脚本がおもしろくなかったら後工程でどう足掻いてもおもしろくはならないと決めつけている節がありました。
ですが、この映画を観て考えを改めました。
何故なら、お話だけ見ると(失礼ながら)飛びぬけてすごいとは感じないのに…むしろシンプルすぎるくらいシンプルなのに、手に汗にぎり、時に笑い、魂が震えるほど感動してしまったのです!
マッドマックスの魅力を語る上で最も外せないもの。
それは、、
「独特な世界観」
漫画「北斗の拳」もこの影響下にあるらしく、マッドマックスがなければ北斗の拳は存在しなかったと言っても過言ではないらしいです。その言葉の通り、マッドマックスは開始5分からヒャッハーな世界観でして。この世界観がとにかくパワフルで破壊的でした。
映画のほとんどが「移動シーン」なのですが、何故か車の上でエレキギター弾いているヤツがいたり(めっちゃカッコイイ)、見た目どう考えてもヤバいヤツが出てきたり、爆発したり…美しい映像美の中で、とにかく常に何かが起っています。
正直、意味が分からないところもありました。(笑)
でも、その意味不明なものに限って、めちゃめちゃカッコイイんです! というか、移動シーンばっかりで何故こんなにもおもしろいのか!
しかも、Blu-rayを貸してくれた人と話しても「カッコイイよね!」とか「世界観すげぇよね!」とかしか言わないんですよ。作っている側には当然理論があるのでしょうが、観ている側にはそれらを考えさせない言語化不能のカッコよさがありました。
これはもう暴力…。
そう…カッコイイの暴力によって、価値観が塗り替えられた120分でした。特に男の子には是非観て欲しいです。きっと好きになるはずです。こうして洋画の味を知ってしまったわたしは、マッドマックスの世界観に魅せられ、一時、ソファの上で放心状態になりました。
「カッコイイ」の世界観に犯されてみたい…そんな方は是非とも必見です、ハイ。
★今日のまとめ
カッコイイは時に言語化不能!!
映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』予告編
★投稿者:みゃあ(team amuseライター)
ライタープロフィール:みゃあ(46)
エンタメ業界で働く愛の伝道師。主な趣味はアニメ鑑賞・読書・漫画を読むことだが、最近は洋画の良さにも目覚めた。洋画初心者ではあるものの、いつの日か洋画の伝道師にもなろうとしている。好きなアニメはヴァイオレット・エヴァーガーデン。
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